Feb 1, 2021

自宅サーバ x Web Arena(360円サーバ) x Netlify Speed対決をしてみた。

バックアップ用に 360 円サーバをたてましたが、静的コンテンツならば Netlify がいいと聞いて早速 Netlify を使って見ることにしました。導入したついでに、この三つのサーバで Speed 対決をしてみました。果たしてその結果は・・・

Netlify の導入

Netlify の導入は至って簡単です。無料でも色々なことができるようです。今回は、記事を更新->自宅 GitLab->クラウド GitLab->Netlify でブログコンテンツをあげたいと思います。

クラウド GitLab と Netlify は自動で更新されるみたいなので、自宅 GitLab とクラウド GitLab の連携を考えたいと思います。また今回は Netlify では何もビルドしないようにしました。ビルドはあくまでも自宅環境でと思います。

ローカル(VSC)で Nuxt generate、テストが完了したら自宅 gitLab に git し gitLab-runner で各サーバへ配布、そこまでは今までと変わりません。この時にクラウド gitLab と連携しているローカルフォルダーにコピーして、あとはコンテンツを最終確認してクラウド gitLab に git するようにしました。ここで人が介入しますが Netlify までの自動更新はしばらく運用して様子をみてからにしたいと思います。

あとは、サーバの設定でドメイン、今回は akiboi.net を設定して完了です。SSL の証明書も自動で作成されていました。Netlify の設定はたくさんの情報は上がってるようなのでそちらを参考にしてください。特に難しいものはなったと思います。ほんの 10 分程度でサーバの公開までできたと思います。

いよいよ speed 対決です。

www.akiobi.net でホームページが見れることを確認してテストを実施します。なんか表示が遅いような気もしましたが、まぁ、何度かやると CDN が効くんだろうと期待してます。

今回のテストは、GTmetrixを利用したいと思います。ディフォルト環境でやってみます。サーバはカナダにあるようなので、Netlify が有利かなぁと予想してます。また比較は LCP(largest contentful paint )を測定して目標は一般に言われている 2.5 秒以内としたいと思います。時間を置いて 5 回程度の平均で勝負したいと思います。

2 日に分けて計測してみました。

自宅サーバWeb ArenaNetlify
1 回目2.02.83.4
2 回目2.22.33.6
3 回目2.72.33.0
4 回目2.12.63.4
5 回目2.12.13.1
平均2.222.423.30

あれれ、全く予想とは反対でした。CDN は、無料枠だと TOKYO は使われないそうなので日本から Netlify にアクセスするのは遅いのはわかるのですが、なぜ今回のテストでも遅いのか不明です。 テストサーバはカナダのバンクーバーと表示されているのですが・・・、自宅サーバ(japan)---GTmetrix(カナダ)、360 円サーバ(japan)---GTmetrix(カナダ)、Netlify(米国)---GTmetrix(カナダ)じゃないのか

左から 360 円サーパ(Web Arena)、Netlify、自宅サーバの結果です。

GTmetrix検証結果!

グレードがそもそも悪いのは後で分析するとして、他のツールでも測定したいと思います。GTmetrix は、Fully LoadedTime アプローチですが、次のテストpingdomは、OnloadTime となるそうです。こちらはテストサーバを東京とサンフランシスコにして検証してみました。

Load Time

自宅サーバWeb ArenaNetlify
Tokyo451ms399ms1.28s
San Fransisco1.07s1.01s439ms

この結果見ると Web サーバとテストサーバの距離に依存していることがわかります。これであれば納得です。Netlify は、無料枠なのでネットの帯域とか絞られているとか・・・このプログは欧米からみることないでしょうから、米国にサーバを置く必要ありませんが、Netlify でもう少し遊んで見ようと思います。

今回の検証は少し負に落ちないところはありますが、自宅サーバもそこそこいけるのかと感じました。グローバルで考えるとやはりレイテンシー、ネットワークの遅延時間が最も影響が大きい。結局クライアントとの距離に依存するのが大きいので、今回試したようなサーバの設置場所の違うもので比較しても本当はなんの意味もないですよね。pingdom の結果から内部的な速度は 300ms〜500ms、日本と米国のネットワーク遅延時間が 500ms あたりでしょうか。日本とテストサーバを往復と考えると片道 250ms、また自宅より WebArena が 50ms 位早いイメージでしょうか。

次回は内部的な処理が 500ms はちょっと遅い、250ms 位が妥当かと思いますので、その辺を解析してみたいと思います。

後日談

テストをして数日後 Google Search Console をみると悪質なスパムサイトとして指摘されてしまった。๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐

Google Search Console!

何があったんだ、色々考えてしまった。ガイドに従いサイトをチェックしましたが心当たりがありません。今までこんなことなかったのに。説明をみると「・・・他のウェブサイトからのコンテンツの無断複製といった悪質な・・・」そんなことしてないよ。・・・・あれ、このテストの時に同じコンテンツを各ドメインに配布して比較検証している。それに今回、自宅サーバ sitemap.xml のエラー解析のために他ドメインも Google Search Console に登録して確認をしていました。・・・もしやこれか。自動でサーチして照合して指摘しているんだろうな、再審査すると人手で確認して判断だろうと想像します。

と言うことで、一旦他ドメインを Google Search Console から消してその旨、Google に審査をリクエストとしたら数日後解除されました。単に確認して審査リクエストするだけでも解除されたかもしれませんが、この際、Free のドメインはやめて akiboi.net に変更しようと思います。akiboi.info は別用途に使う予定なのでもう少しテストしたらコンテンツ消そうと思います。