EdgerouterXにNDプロキシーを入れて公開サーバもIPv6通信に対応します。
前回、EdgerouterX に ND プロキシーを導入し、自宅内の LAN 側も IPv6 対応しました。今回は、公開サーバ側のネットワークを PPPoE(IPv4)+IPoE(IPv6)にしたいと思います。前回の設定に公開サーバのネットワークを追加し IPv6 の Firewall に https ポートを追加し、最後に IPv6 テストサイトを活用して確認します。
公開サーバ LAN 側に IPv6 を割当てます
公開サーバ側 LAN1(eth1) に IPv6 の設定を追加したいと思います。内容は前回 swithc0 に設定した内容と同じです。これで LAN1 にも IPv6 のアドレスが設定されます。
eht1 の ip アドレスを確認します。IPv6 のネットワークアドレスがローカル、グローバルが設定されていると思います。
ND プロキシーコンフィグファイルの修正
LAN1(eth1)にも ND(Neighbor Discovery)が通るように設定し、WAN 側と LAN1(eth1)側も IPv6 の通信をするようにします。
少し無理矢理感がありますが、eht1 を追加
IPv6 の Firewall に https ポートを追加します。
roule 30 に https を追加して、WAN 側から IPv6 tcp/https が通過できるようにします。
IPv6 テストサイトを活用して公開サーバをテストします。
テストの前に web サーバ(nginx)を IPv6 が利用できるように設定します。
続いて、DNS に公開 Web サーバのグローバル IPv6 アドレスを登録します。私はDuck DNSを利用していますのでこちに登録しました。
これで準備が整いましたので、テストをしたいと思います。今回はhttps://ready.chair6.net/でチェックします。
公開サーバの URL を入力してテストします。結果は以下の通りでした。無事、公開サーバも IPv6 通信が可能となりました。